
〜着物との出会い〜
叔母は、お茶の先生をしていました。
私自身は、しっかりとお茶を習ったことはありませんが、幼少の頃から叔母に連れられ、お茶会に行っていました。
その時は、母が着物を着付けてくれていました。
そんなこともあり、私は着物を着ることが好きでしたし、身近なものでした。
中学生・高校生になると、部活など学校の事が忙しくなり、叔母とのお茶会も行かなくなり
着物を着る機会もなくなってしまいました。
地元の女子短大へ進学した頃には、着物を着ることもなく、卒業の時の袴と成人式の振袖を着ただけでした。
〜就職・結婚〜
スチュワーデスさんになりたい‼︎
でも、身長155cmしかない私は飛行機の座席の上の棚の扉に手が届かない…(泣)
グランドホステスとなり、名古屋空港の国際線ターミナルで働き始めて3年。
その後、市内支店の予約センターで、お客様や旅行代理店さんからの電話を受ける仕事を4年。
この頃の私は着物とは縁遠く、お仕事は楽しく、車の運転が好きで、旅行も大好きで、海外はカナダ・サンフランシスコ・シンガポール・エジプト・グアム・香港…国内は北海道・沖縄…と充実した日々を過ごしていました。
結婚式は、家族のみでハワイで挙式を挙げました。
今思えば、白無垢を着てみたかった…です。
〜転勤族に〜
結婚後、間もなく、主人の海外赴任が決まり転勤族の妻に。
名古屋→モスクワ→横浜→モスクワ→習志野→新浦安→タイ→新浦安(現在)
駐在中に、着物を着る事が出来たら良かったなぁと思いました。
それでも、引っ越しと2人の息子の子育てで忙しい
着物どころではなかったです…
息子達の高校・小学校の卒業を控え、私の着物熱は始まりました。
卒業式に着物で出席したい‼︎と。
さっそく、着付け教室を探し始めるのですが…
検索すると、怖い口コミばかり。
無料着付けとうたっていても、実は、着物販売会で着物を買わされたり
買わなかったら、先生の態度が変わったとか…
いろいろなサイトを調べて、やっと、たどり着いたのが、きものカルチャー研究所。
〜着付け教室〜
2018年6月、きものカルチャー研究所の月島校に通うことに。
始めは、2019年3月の子供達の卒業式に、自分で着物を着て出席する!と、目標にし初等科コースに。すぐに自分で着物を着られるようになり、目標も達成でき
次は、人に着付ける資格を所得するため、中等科コースに進みました。
2019年9月、着付講師、並びにきものコンサルタント1級を取得することができました。
着付を習うと同時に、顔タイプ診断にも興味がわき
似合う着物を理論的にアドバイスできるようにと講習を受け
顔タイプ着物アドバイザー1級を取得しました。
また、着物パーソナルカラー診断士の認定も受け
今後、顔タイプのヘアメイクができるように準備しております。
〜おまけ〜
昔と違って、気候が変わり、気温も高い今
着物を着るということは、大変なのかもしれません。
でも、厳格な着物のルールにとらわれず、難しく考えず、楽しんで着物を着る人が増えて欲しい。(あっ、でも、どうせなら、美しく着て欲しい‼︎)
そのお手伝いができればと思っています。
どうぞよろしくお願いします。